父が入院し数日が経ち、病院のソーシャルワーカーさんとの面談の日がやってきました
病院のソーシャルワーカーさんに言われたのが
介護認定の申請と限度額認定証の取得申請の二点でした
今回は介護認定の話をするとして、限度額認定は後日書きます
介護の認定の申請
介護認定はわたしたちが市に申請を行ったあとに、市役所の職員が本人の状況確認を行い
医師の意見書をもとに要支援1,2または要介護1~5の7段階のなかから
いずれかの認定がおります
介護認定がおりたら、介護施設に入所したり
自宅からデイケアやデイサービスといった介護保険を使ったサービスを受けられるようになります
父は間違いなく重い後遺症が残るため
介護認定の申請をする必要があるらしいです
申請から認定まではおおよそ1ヶ月なので、ソーシャルワーカーさんには
「限度額認定証の申請と同時に介護認定を申請するように」と言われました
申請は母に行ってもらったのですが、1ヶ月待っても市役所から連絡が来ません
申請の受理がされているか市役所に電話をしたら
「申請の記録がない」との返事だったので、母に改めて確認したところ
限度額認定の申請しかしていないことが判明しました
母はソーシャルワーカーさんに言われたことを行ったつもりだったのですが
初めてのことで理解が及ばないまま申請に行ったらしく
医療費の限度額認定証の発行のみをしてしたようです
結局、私が市役所に行き改めて申請をすることにしました
この時、高齢で初めてのことを行うのはとても負担になるのだと感じました
終活が本人だけでは進められないと実感したのもこの時です
すでに急性期病院(今入院している病院)からリハビリ病院への転院が決まっていました
今からの申請ですと、市役所の人が来る頃には
入院している病院からは退院してしまっています
介護認定を受けるには医師の意見書が必要になるので
転院してから介護認定の申請を行うことにしました
要介護認定の申請書の提出
急性期病院から、回復期病院に転院したので
要介護認定の申請を行うために市の窓口に行きました
介護認定を受けるための申請窓口は、住んでいる市町村によって名称が異なります
わたしたちは病院のソーシャルワーカーさんに介護認定の申請をするように言われて
直接、市の窓口に行きましたが
入院がきっかけでないけど介護サービスを受けたい場合は
介護施設や地域の包括センターに相談したら代行してくれる場合もあります
わたしが窓口に行ったときには
担当の方が丁寧に説明をしてくださり
要介護状態の場合は障がい者手帳を持っていなくても
確定申告に障がい者控除が受けられることを教えてもらいました
申請の時には
入院している病院、病院の連絡先、主治医の先生の名前を記入します
しばらくしたら、市から担当者が本人の状態を確認して、認定が下ります
本来であれば、家族も市の担当者が病院に調査に行くときに
同席するのですが、コロナ禍ということもあり
結果的には家族には連絡が入らずに、病院と市で話が進みました
申請から認定まではおおむね1ヶ月かかるようなので
認定が下りるまでおとなしく待つことにしました
初めての要介護認定
申請から1ヶ月経つ頃に、市から郵便が届きました
開封してみると
「介護認定申請をしてからそろそろ1ヶ月ですが、もうすこし時間がかかります」という内容のものでした
病院からも介護認定結果が出ているかの問い合わせが来たので
まだ出ないことを伝えて待ってもらうことにしました
もともと退院したら、父には施設に入ってもらうことにしていたので
要介護度がわからないと、病院から施設への打診ができないため
病院側にも結果を知らせる必要があり、病院側も気にしてくれていました
ありがたいことに、急性期の病院でも回復期の病院でもソーシャルワーカさんが
次の行き先を探してくれたので大変助かりました
結局1ヶ月とすこししたら、父の介護認定が下りました
結果は要介護3
半身がマヒで、高次脳機能障害でしゃべることができないこともあって
要介護4が出るかと思っていたのですが
自力で食事ができている点が評価されて
要介護が3になりました
入院中は医療保険を使うので
介護度がでて意味がある点は確定申告の障がい者控除をうけることぐらいですが
一区切りつきました
つづく