宅配お弁当を頼んで介護負担を減らそう

介護がつらいけどどうやったら楽になるかな

って悩んでませんか?

  • 脳血管疾患で要介護になった父を介護するアラフォー会社員
  • 20218月から在宅介護を開始
  • 2021年に福祉業界に転職
  • 終活アドバイザーを取得して介護をする人に必要な情報を発信中

在宅介護が始まると時間の流れがガラッと変わって本当に大変ですよね

在宅介護は自分の時間の半分以上を介護に費やすことになり

お互いにいろいろと我慢や努力を強いられてしまって

共倒れになりかねません

介護を始めると本当に自分の時間が後回しになります

・送り迎えのために必ず家にいなくてはいけない時間があるから外出が制限される
・自分以外の食事を用意するために朝早く起きる必要があるから夜更かしできない
・寝る準備・翌日の準備をする(または見守る)から好きな時間にお風呂に入れない
などなど

しかし介護をする人にも自分のために使う時間が必要です

介護の時間を減らす方法のひとつとして宅配弁当を使えば

食事を作る回数が減って

気持ちと時間に余裕が出てきます

実際にわたしが父の介護で宅配弁当を利用して

非常に満足しています

要介護者が宅配のお弁当を受け入れるかは非常に大きなポイントですが

要介護者がお弁当を拒否した場合は自分が食べましょう!

宅配お弁当を食べるのは自分でもいいのです

どちらが食べても楽になります

父の介護をしている母は非常に疲れを感じていましたが

宅配弁当の利用を開始してから母の負担も大幅に減り

少しづつですが自分のペースを取り戻しつつあります

お弁当を頼むなんてなんだか抵抗があるわ

と思われる方もいるかと思いますが

介護は新しい生活の始まりです

新しいサービスを導入しても良いのです

少しでもみなさんの介護負担を減らして

より良い在宅介護のために情報発信をしていきます

出前と宅配弁当の違い

出前の特徴

出前は頼んだことがある方は多いのではないでしょうか?

ピザやお寿司など、昔からある定番サービスですよね

・毎回頼む必要がある
・温かい状態で届く
・届く時間が毎回違う
・食べたいものを食べれる

宅配弁当の特徴

一方、宅配お弁当は最近注目されるようになってきたサービスで

・コンビニのお弁当ばかり食べている人

・忙しくて料理ができない人

・食事制限が必要な人

などニーズに合ったお弁当やサービスを提供してくれます

・申し込んだら定期的に届く
・栄養バランスが考えられた食事が届く
・要冷蔵、冷凍の状態で届く
・高齢者に配慮したサービスが充実している

宅配お弁当の中には、やわらかい食事やムース食を提供していたり

配達を兼ねて、見守りサービスを提供している業者などもあり

高齢化社会に対応した様々な取り組みされています

自分の希望にあった宅配弁当を見つけたいですね

宅配弁当を選ぶ時のポイント

届け先が配送エリア範囲内かチェック

宅配弁当は地域密着型のお店もあれば、全国展開しているお店もあります

ネットで調べると大手のお弁当屋さんが出てきます

郵便番号を入力して、資料請求をして、申し込みをしてサービススタートって

流れが主流です

資料請求までできたのに申し込みの時点で

実は配達エリア外でしたってこともあるので

資料請求=申し込みOKではないので要注意です

宅配弁当を開始するときは複数候補を考えておくのがおすすめです

また、各自治体の配っているハートページ(介護サービスの冊子)の広告欄にも

宅配弁当の広告が出ていることがありますので

自宅近くのお弁当屋さんを探したいときにはハートページもおすすめです

資料請求できたから申し込みできるとは限らないので、複数候補を考えておこう

配送頻度は選べるかチェック

要冷蔵の配達弁当は1週間に何回配達するか選べるお店がほとんどです

週2回から選べるところが多いです

回数が多い方が1食あたりの値段が割安になります

日祝は配達がお休みのお店もあるので配達頻度はしっかり確認しましょう

我が家は週7日で祝日も配達してくれるので

父がデイサービスで終日外出しているときは

お弁当はわたしの食事になります

冷凍のお弁当の場合は週1回または隔週で宅急便でまとまって届くことが多いので

家にいる日時で受け取れるように設定しましょう

配送頻度が希望通りの回数か事前にしっかり確認しよう
 

配達時間がいつになるのかチェック

要冷蔵のお弁当は配達時間は午前中遅めから夕方に設定されていることが多いです

配達スケジュールによっておおよその目安がありますので

希望通りになるとは限りません

夕方に配達されるお弁当は

その日の夕食か、翌日の朝、昼で食べるなど

お弁当を受け取るタイミングと食べるタイミングを賞味期限を見ながら

上手に考えて、自分なりの負担が軽くなる介護を模索しましょう

冷凍のお弁当は、冷凍庫から出してレンジで温めれば食べられるので

時間を気にせずにいられるのが良いところですね

配達時間が希望通りではない場合でも
賞味期限を確認しつつ食べるタイミングを調節して上手に使おう

食事制限がある人向けのお弁当があるかチェック

宅配弁当はいわゆる「普通食」が中心ですが

「普通食」以外のメニューも豊富です

・かたい食事が苦手になってきた人のための柔らかい食材
・減塩
・糖質制限
・固形のないムース食
などなど

介護をしていると、わたしたちと同じような食事では食べられない人もいます

わざわざ分けて食事を作るのは大変ですから

たまにでもいいのでお弁当に頼ることは怠慢ではありません

「だって疲れちゃうんだもーん」くらいの開き直りの心をもって

できるだけ負担の少ない介護をしましょう

いろんな種類のお弁当があるので、希望に合ったお弁当を選ぼう

食事の量

宅配弁当にはいくつかのサイズが用意されているお店が多いです

少食の人向けの少量サイズ
・がっり食べたい人の主食2個のビックサイズ(これは介護する人向けかな?)
・汁物とご飯だけ用意すればOKのおかずだけの便利サイズ
などなど

我が家は、おかずだけのものを利用していますが

味付けも量もちょうどよくて大変満足してします

ちょうどよいサイズのお弁当を選んで満足のいく食生活にしよう

価格をチェック

さて、気になるお値段ですが

冷蔵か冷凍・配送頻度で相場は変わってきますが

普通食で1食あたり500円前後が多いです

わたしの愛用しているワタミの宅食は1食あたり616円とやや高いですが

冷凍よりも冷蔵の方が若干高い傾向にあるので

冷蔵お弁当の中では平均的な価格だと感じています

何より美味しいです

実際に頼んでみた感想

良かった点

  1. 毎日違う味付けのものが食べられる
    自炊だと連日同じものなってしまったり、代り映えのしない味付けになってしまったりして
    飽きてしまうことがあります
    宅配お弁当は献立のプロが考えてくれた内容となっていますので
    飽きずに楽しめます
  2. 時短ができる
    食事を用意するには献立を考えて食材調達から調理する時間が必要ですが
    それをすべてなくすことで、ほかのことができるようになりました
    一日の時間は決まっていますから、時間を有効に使えます
  3. 気持ちに余裕が持てる
    自分の時間を少しでも持てるようになると
    気持ちに余裕が出てきます
    介護はいつ終わるかわからないため辛く感じることもありますが
    せっかく家で一緒に過ごしているのですから
    笑顔で過ごせる日々を目指したいですね

こうだったらいいなと思った点

  1. スタートまでに時間がかかる
    介護系のサービス全般に言えるのですが、サービススタートまでに結構時間がかかります
    ネットで申し込みが完了する場合はまだいいのですが
    ネットで資料請求→電話でエリア内か確認→契約の流れが多いので
    スタートまで2、3週間かかる印象です
    これから改善されるのを期待です

あんまり改善点はないので、しいてあげるならって感じです

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました

ヘルパーさんの作った料理の方が美味しいと言ってお弁当を嫌がる方もいらっしゃるようなので

家族ではなくヘルパーさんが作ってくれるならそれでもいいと思います

とにかく自分への負担を減らせる方法があれば何でも試してみるのがいいです

・宅配お弁当を頼むのはサボりじゃない!要介護者に拒否られたら自分が食べよう!
・資料請求は複数社にしよう

・配送頻度やメニューチェックしよう
・時短をして自分の時間をつくろう!

本日は、宅配弁当を利用して介護負担を減らしてみた感想でした

思った以上に楽になったのでおすすめのサービスです

今後はお弁当の会社ごとの感想なんかも書いていきますのでお楽しみに!

一緒に介護生活がんばりましょう!!

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