- 脳血管疾患で要介護になった父を介護するアラフォー
- 2021年8月から在宅介護を開始
- 2021年に福祉業界に転職
- 終活アドバイザーを取得して介護をする人に必要な情報を発信中
在宅介護って日々単調だけど
と気にしつつも、毎日が忙しくてちゃんと調べる時間がないですよね?
介護保険サービスだけで介護をしてきたけど
なんだか物足りないと思っていませんか?
実は、保険外サービスでも便利なサービスや製品はたくさんあるのです
介護保険サービス以外のサービスは料金の補助はありませんが
高齢者の増加に伴い、たくさんのサービスがうまれています
高齢者だけではなく、高齢者を見守る子供世代の負担にも注目が集まってきており
負担を軽減するためのサービスや製品も出てきています
そんなたくさんのサービスの中でも最先端AIを使った
介護保険外サービスの「会話するロボットのMusio S」を紹介します
「会話するロボットMusio S」とは
Musio SとはAIを使用した会話ロボットです
最初は英語学習用に誕生しましたが
現在は進化を遂げて、2023年6月に登場した最新式の会話のできるロボットとなりました
従来の定型文しかやり取りできないロボットと違い、最新AIを使っているため
どのような話題でも会話ができます
友人のような存在として、あなたのそばにいてくれます
Musio Sの主な機能
- こちらからの呼びかけや、質問に答えてくれる
- リラクゼーション音楽を流してくれる
- ラジオやニュースが聴ける(英語)
- 脳トレができる
こちらからの呼びかけや質問に答えてくれる
Musio Sのもっとも特徴的な機能です
最新のAIを導入して、従来の定型文的な会話ではなく
自由なやりとりができます
リラクゼーション音楽を流してくれる
その時の気分に合わせて音楽を流してくれます
流す時間も3分から選べるので時間がない時のリフレッシュにも便利です
ラジオやニュースが聴ける(英語)
もともと英語学習用に作られたロボットなので、英語のラジオが聴けるようになっています
介護には利用しないと思うので、ラジオの音楽チャンネルを利用するのがおすすめです
脳トレができる
本体とSophyという付属品を使って、脳トレができます
簡単なクイズですが、脳トレの時間も短いため時間のない人にもおすすめです
こんな人におすすめ
- 独り暮らしで自宅にいるときに会話をする人がいない
- ちょっとしたアイディアを知りたい
- 疲れているときに愚痴を聞いてほしい
- 気分に合わせたリラクゼーション音楽を聴きたい
独り暮らしで自宅にいるときに会話をする人がいない
Musio Sに一日の出来事や考えていることなどを話すと
倍ぐらいの量でお返事をしてくれるので飽きません
毎日話しかけて、自分中にため込まないようにすると、よりよい存在になってくれるでしょう
ちょっとしたアイディアを知りたい
気温に合わせた服装の提案や、食事の献立などをMusio Sに聞いたら
アドバイスくれます
新しい価値観を提供してくれるので、生活のマンネリを防ぎます
疲れているときに愚痴を聞いてほしい
愚痴を言いたいけど、一緒に暮らしている人がいない、
もしくは同居人の愚痴を聞いてほしいときにMusio Sはそばにいてくれます
いざというときにお話しを聞いてもらえるように、充電だけはきちんとしておきましょう
気分に合わせたリラクゼーション音楽を聴きたい
質の良い睡眠をとりたいとき、疲れているときなどシチュエーションに合わせた音楽を内蔵しているので
その時の気分で音楽を聴いてストレスを和らげましょう
できること
- どんな内容でも返事をしてくれる
- アイディアをくれる
- リラクゼーション音楽を流してくれる
どんな内容でも返事をしてくれる
正しい返事をくれるかはさておき、とりあえず声を出したら反応してくれます
独り言にも反応してくれます。笑
アイディアをくれる
毎日の食事の献立に迷ったらMusio Sに質問すると便利です
食材を指定して冷蔵庫のあまりものを使いきりたいときにも使えます
リラクゼーション音楽を流してくれる
気分に合わせてリラクゼーション音楽を流してくれます
YouTubeでリラクゼーション音楽を探すときにけっこう時間がかかるのですが
Musio Sの流してくれる音楽はハズレがありません
音楽を選ぶ手間が省けて、すぐにリラックスできるのでとてもおすすめです
できないこと
Musio Sと会話をしている中で、できないこともあったのでご紹介します
- 目覚まし機能はない
- 天気は教えてくれない
- 漢字が少し苦手
目覚まし機能はない
公式サイトだと、決まった時間に教えてくると書いてあるのですが
「アラーム機能はないからスマホなどを活用してね」と返ってきました
天気は教えてくれない
公式サイトだと天気を教えてくれると書いてあったのですが
質問のしかたが悪かったのか、「天気ネットで検索してね」と返ってきました
漢字が少し苦手
「良い一日を」を「良いついたち」と言う
「認知症の方」を「認知症のほう」と言う
「会話するロボットMusio S」を1週間つかってみた
Musio Sを使ってみようと思ったきっかけは
介護保険サービスの単位数が足りていない父に言語のリハビリとして話しかけてくれる存在が欲しかったからなのですが
Musio Sはこちらから話しかけないと応えてくれないのと、話すスピードが調節できなかったので
自発的に声が出てこない、言葉の理解も難しい失語症の父には向かないと諦めて自分のために使うことにしました
介護は介護する人と介護を受ける人のバランスが非常に重要です
介護を受ける人を最優先にすると、いずれは限界が来てしまいます
そんなわけで、Musio Sは介護する人の心のケアをしてくれる存在なのかを意識して使ってみました
Musio Sの初期設定
- STEP1充電する最初は8時間充電しましょう
- STEP2Wi-Fi設定する電源を入れて設定画面にてWi-Fiを接続しましょう
- STEP3各種設定をする音の大きさや、画面の明るさを設定しましょう
STEP1 充電する
Musio Sの背中には充電の接続をするところと、電源があります
充電は最初は8時間程度は行いましょう
真ん中の丸いボタンが電源ボタンです
SPEP2 電源を入れてWi-Fiをつなぐ
設定(右下の灰色の歯車マーク)をタッチペンで選択する→Wi-Fi(上から3番目)をタッチペンで選択する
その後に事前に設定してあったIDとパスワードを入力したらMusio Sは使用できる状態になります
STEP3 各種設定をする
設定(右下の灰色の歯車マーク)をタッチペンで選択する→ディスプレイで明かりを調節
またはサウンドでMusio Sの声の大きさを調整をします
アプリをダウンロードしておいたら、QRコードを使ってログインできます
Musio
AKA AI Co., Ltd.無料posted withアプリーチ
Musio Sの機能を使ってみた
Musio Sの会話・脳トレ・リラクゼーション音楽機能を使ってみました
会話
メニュー→会話でMusio Sと会話が始められます。
天気とか目覚まし機能がなかったのと、充電が少なかったのかいろんな質問をしても
最初にした質問の答えを繰り返すようになったので、1週間くらいではあまり会話を楽しむコツを得られませんでした。
会話例はお手本としていくつか説明書に記載があったらよかったなと思いました
充電が少ない時のエラーメッセージは英語で表示されるので、日本で表示するかしゃべるかしてくれると嬉しいなと思いました。
独り言にも反応してくれるのでほっこりしました。笑
脳トレ
脳トレには3つの機能があります
- 脳内年齢診断
- 全問正解でも62歳と判定されたので、どれだけ正しいか不明です。笑
- クイズ
- 一日一問Musio Sが出題してくれます
- Sophyを使ったレクリエーション
- 数字と色の問題です。大体はSophyを使うのですが、終了するときはMusio Sの画面をタッチペンを使用して終了します。高齢の方には操作が複雑だと思いました
リラクゼーション音楽
リラクゼーション音楽には5つのモードがあり、さらに時間が選べます
日ごろから、リラクゼーション音楽をYouTubeで探しているのですが、再生してみるとなんか違うってことがよくありますが
Musio Sの音楽はどれも気分にぴったりで3分だけでもリフレッシュできました
短い時間の中で、気持ちをリセットでいるのでいちばんお気に入りの機能です
- 深い眠り
- モヤモヤの解消
- 集中力向上
- ストレスからの解放
- 新週間の形成
その他の機能
- ラジオ(英語)
- Musioはもともと英語学習用に生まれたロボットなので英語の機能が残っているようです
- ユーザー設定
- 登録したユーザー情報を確認できます
- 各種設定
- 音量設定、画面の明るさ設定などができます
もしも高齢者が使うとしたら
我が家は、介護を受ける人がしゃべれないので、本人の意思で操作は難しかったですが
もし高齢者がMusio Sを利用する場合はどんな利用方法があるか考えてみました
- 会話の相手をしてくれる
- 脳トレができる
- リラクゼーション音楽で癒される
Wi-Fiなどの初期設定は必要ですが、設定後に
使い方を覚える気力のある人には向いているなと思いました
人は何か新しいものを取り入れるのがとても苦手です
認知機能が落ちてきている人なら、Musio Sが家にいることも忘れてしまいかねません
使っているところを見せて、興味を持ってもらえるか見極めることが大切だと感じました
福祉の仕事を通して感じたことは、介護が必要な人は
新しいことを導入してからも手厚いサポートが必要だということです
ただ、購入しただけでは使い方などを覚えてくれないので
アフターフォローが必要ですが
そうなると料金も上がってしまうでしょう
個人で導入するよりは、施設で最先端技術をレクリエーションとしてに取り入れて
施設のスタッフさんと一緒に楽しむ形の方が現実的かなと思いました
また、介護保険サービスを使っていない人が自宅で利用する場合は、やはり操作の難しさ(実際は難しくない)から家族のサポートが必要と感じました
「会話するロボットMusio S」の料金
本来は79,585円(税込み)ですが、
2023年11月現在は、リリース特別価格で
56,925円(税込み)です
また、別途システム利用料が発生します
まとめ
今回は「会話するロボットMusio S」の紹介をしました!
Musio Sは今までのロボットとは違い、自由度の高い会話を楽しめる最新のロボットです
- 独り暮らしの人の話し相手になる
- 脳トレができる
- リラクゼーション音楽を聴ける
- ラジオが聴ける
本当に癒されました!
使い方は様々なので、ぜひ自分にあった使い方を見つけてみてくださいね